第3代理事長 長峯基氏により平成21年度から「論語教室」を導入しました。姿勢を整え、礼を正し、心静かに論語の教えを感じ取る時間です。講師の先生のお話や言葉のリズムを楽しみながら、自然に論語に触れ、覚えていきます。よい意味の緊張感と凜とした雰囲気の中での学びの体験が、知らぬうちに心身の豊かな成長に導いてくれるのです。朝の会の言葉の時間でも、年長さんが論語の素読を行う声が響いています。年に3回、安岡定子先生を講師にお迎えしての論語教室は、園児なりに本物に触れさせたいという願いが込められ、現在も続いています。 |
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--------------------------- 安岡定子先生のご紹介 --------------------------- 1960年東京都生まれ。 二松学舎大学文学部中国文学科卒業。 安岡正篤の次男・正泰の長女。 現在、「銀座寺子屋こども論語塾」、「斯文会・湯島聖堂こども論語塾」等、東京都内の講座以外に宮城県塩竃市、宮崎県都城市、茨城県水戸市、京都府京都市等、全国各地で定例講座は23講座に及び、幼い子どもたちやその保護者に『論語』を講義されている。 ▶もっとお知りになりたい方はこちら |
平成15年、「お茶ごっこ」を導入し、翌年には本格的なお茶室を新設しました。季節感を感じる茶席の和服姿と礼節を重んじる静かな物腰で優しく語りかけるように指導される先生方の姿そのものが、美しく感じられます。園児はそんなお茶室で季節のお話を聞いたり、お茶の礼儀作法を学んだりします。夏には絵付けをして、世界に一つだけの自分のお茶碗づくりもします。3学期には、保護者の皆様を招待しお茶会を行います。園児がつくったお茶碗でお子様が点てたお茶を飲むことができます。どんなお味でしょうか。どんなお気持ちになれるのでしょうか。
のびのび・生き生き、とにかく楽しいプレイルームです。プレイルームでは、3名のテューターによる英語を交えた絵本の読み聞かせやリズム遊びを言葉や体を通して体験することで、身近に英語と触れあうことができます。まさに、目と耳と体と心の全身で英語のシャワーを浴びながら活動します。園児は友達と一緒に、いつの間にか英語の世界に夢中になれるのです。そんなプレイルームを園児も先生方も大好き。笑顔いっぱいで参加しています。
みなさんは、「リトミック」という言葉を聞いたことはありますか。リトミックとは、楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的にもこれから受けるあらゆる教育を柔軟に吸収し、さらに伸び伸びと育つために、個々にもつ潜在的な基礎能力の発達を促す教育です。本園では、専門の講師のもとピアノの多様なリズムやテンポに合わせて体を動かしたり、いろんな種類の楽器を使い自由に音楽を奏でたりと、楽しみながら音楽に触れる活動を重視しています。まさに音楽をベースにして、遊び感覚で子どもの感性を養います。本園では、この教育方法を「Yu-On(遊音)」と呼んでいます。
スポーツ教室では、体を動かすことに親しみ、園児の発達段階に応じて楽しく運動することを第一に基礎的な運動能力や体力の向上をはじめ、お友だちと集団で行動する力、コミュニケーションをとる力など、様々な場面で生かすことのできる基本的な能力の基礎を養います。安全面に十分留意しながら、「押す・引く・持つ・支える・放す・よける」などの日常的な動作を身に付けたり、「走る・跳ぶ・転がる」等の基礎的な運動能力の基礎も養います。また、様々な楽しい運動を通して、これらの技能を自然に生かしていけるコーディネーション能力も身に付けていきます。
プレイルームのテューターによる世界の名作物語を英語と日本語で表現するプログラムです。誰もがワクワクする楽しい雰囲気の中で体の動きと言葉が連動し、自然と英語の力が身に付きます。多様な表現、様々な年齢の仲間との活動(交流)を通して、対話力やプレゼンテーション力が育まれます。「生きた英語で世界が広がる」・・・そんな空間です。
ピアノの先生と一緒に楽しくピアノや音楽に触れあっています。ピアノ教室に通わせたいけど、仕事の関係で送りが困難な方などが、本園の保育室でレッスンを受けています。回数や時間帯などは、保護者とピアノ教室の先生とで相談し、園にも報告の上で決めます。