未就園児園開放⑤

5回目の園開放は「親子ふれあい遊び」

ベビーサインやベビーマッサージを本格的に学んでいる本園職員が、素敵なふれあい遊びをたくさん紹介してくれました。

親子でたくさんふれ合い、「オキシトシン」=幸せホルモンをたくさん感じ、笑顔あふれる時間となりました☆

また、子育て四訓の紹介もありました。一度は耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、素敵なことばなのでご紹介したいと思います。

「子育て四訓」

これを提唱されたのは、山口県の教育者の「緒方 甫」さんという方だそうです。こどもの発達段階に比例して、こどもとの距離を離していくこと。親としての関わり方をを分かりやすい言葉で教えてくれています。

乳児はしっかり肌を離すな

幼児は肌を離せ、手を離すな

少年は手を離せ、目を離すな

青年は目を離せ、心を離すな

今年度から1歳児の受け入れをはじめた本園も、「愛着」=「心の核」になるものと信じて、愛着関係を築くために肌・手を離さず人間関係を深め、「愛されて育つ子」を育てていきたいと思っています。

また、子育ての目標は「こどもの自立」だと考えています。こどもを思うあまり、ついついやってあげたいという気持ちになりがちですが、私たちがいつまでも「やってあげている親や教師」のままでいると、こどもが自分で考える力が身につかなくなってしまいます。

こどもの持つ「自分自身で育つ力」を信じて、ほめるときも叱るときも、こどもの存在そのもを認めながら「あなたはあなたでいいよ」「あなたが大好き」と伝えていけたらいいなと思えた園開放でした。

 

そして、「子育て四訓」には続きがあるそうです。

小学生は暗くなる前に帰りなさい。

中学生は暗くなったら帰りなさい。

高校生は日付が変わる前に帰りなさい。

大学生は盆と正月くらいは帰りなさい。

大学院生は帰れる家があることに感謝しなさい。

社会人になったら、子どもが安心して帰ってこれるような家を、今度は自分がつくれるようにしなさい。

 

肌を離し、手を離し、目を離し、最後は心だけが繋がっています。心だけが繋がったとき、本当の意味でこどもは自立できるのだと思います。離してはいけないもの、離さなくてはならないもの。心に留めておきたい言葉となりました。

 

次回は、10月14日 「運動会に参加しよう」となっています。

未就園児徒走がありますので、ふるってご参加ください。

詳細は後日、ラインまたはHPにてお知らせいたします。